CorelCAD とかの作業メモ(マクロや VSTA など)


CorelCAD 2018 での マクロや VSTA 使用についてのメモです。

CorelCAD としてのマニュアルとかがなかなか探せません。 でも "powered by ARES®" な CAD なので、本家 ARES の資料を見るとか、互換元の AutoCAD のヘルプとかを参照するしかなさそう。

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1. マクロは記録できるが編集できない

CorelCAD の良いところが、AutoCAD LT では使えない LISP やマクロが使えることです。 ヘルプ内の「マクロの記録」を参照すると、マクロを実行するコマンドは VSTA です。

同じヘルプ内の「VSTAマネージャーの使用」を見ると、VSTA というのは Microsoft さんの Visual Studio Tools for Applications の略のようです。 つまり Microsoft さんの VSTA が入っていないとマクロは使えない。

VSTA が無いままだと、

マクロの VSTA アイコンが暗くなってるし、

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【ツール】メニューの中に【VSTAマネージャー】が無いし、

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コマンドラインから VSTA を実行しても注意されます。

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もちろん、最初から VSTA が Windows に入っていれば問題なく使えるんでしょうけど。

ヘルプによると「〜現在のVSTA バージョンは 2.0 がサポートされています。」とのこと。

CorelCAD のページを見ても "Microsoft Visual Studio Tools for Applications (VSTA) 2.0 to be installed on your PC." なんて書いてある。

しかし Microsoft の VSTA 2.0 というのもはどこを探しても無い。 しかたがないので、今ダウンロードできる最若のバージョン、VSTA 2012 をダウンロードする。

VSTA2012 をインストールする。

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再度 CorelCAD を立ち上げなおすと、

マクロの VSTA アイコンに色がついた。

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【ツール】メニューの中に【VSTAマネージャー】が現れた。

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【ツール】メニューの【VSTAマネージャー】を実行すると、何も起こらない。 コマンドラインからエンターしてみるとこんなメッセージ。 「マクロのツールバーがあるんだからそっからやれば!」という感じか。

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そして【ツール】メニューの【VSTAマネージャー】が使用不可になった・・・

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よく分かりません。

しかし問題は【エディタの起動】ができないこと。

赤丸の【マクロの記録】アイコンをクリックするとマクロ名を決めて記録を開始。 記録を終わらせたいときは黒い四角アイコン【マクロの停止】をクリック

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記録したマクロを実行したいときは実行したいマクロ名を選んで、緑三角アイコンをクリックします。

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記録したマクロを修正するには【エディタを起動】アイコンをクリックするのだが、何も起こらない。

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これで悩む。

参考に ARES Commander のヘルプを見てみるが、CorelCAD と同じことが書いてあります。 というか CorelCAD が ARES と同じことを書いているんでしょう。

CorelCAD は SOURCENEXT 経由で購入したので SOURCENEXT に質問のメールを送ろうと Web を見たのだが、問い合わせメールを送るのが非常に面倒。 そもそも問合せの対象に CorelCAD 2018 がない。あるのは 2017。 Corel に直接聞くわけにもいかず困る。

色々考えて Grabert (ARES) の Web を見ていると以下のようなページがあった。

これにはこう書かれている。ただし ARES のバージョンは 2015。

Visual Studio が要るんですね。しかし 2012 なんてない。 それに "Professional" っていうバージョンは有償ではないですか?

ここはとりあえず挫折しておく。

記録したマクロは、Windows エクスプローラーで探すと、ドキュメント→ CorelCAD → Macros (〜\Documents\CorelCAD\Macros) の中に入っているようです。

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この zip ファイルは解凍しようとすると拒否されます。

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ファイルが2種類あるのは記録するときの言語の違いみたいです。

どちらの言語を使うかは【オプション】→【システム オプション】の【VSTA】で設定する。

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Visual Studio なんて巨大なものは要らないので、この zip ファイルを編集できるものがあれば・・・

2. Visual Studio 2012 を使う

古いバージョンの Visual Studio を探していると以下のページに行きつく。

2012 バージョンもある。

Microsoft アカウントを作り、ダウンロードしようとすると 「申し訳ありません。ダウンロードが見つかりませんでした。」 と言われる。

結局 Microsoft のアカウントにログインして、さらにVisual Studio Dev Essentials に参加することで古いバージョンの Visual Studio のダウンロードにたどり着くことができました。 2012 で検索してみる。

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とりあえず 2012 の Express 版をダウンロードしてインストール。

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VSTA 2012 を再インストールして、CorelCAD からマクロエディタを起動してみるが反応なし。

それで今度は Professinal 版をダウンロード、そしてインストール。

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このあと、また VSTA 2012 を再インストールして、CorelCAD を起動してマクロエディタを実行してみると CorelCAD のマクロエディタが起動した。 つまり Visual Studio Profesional 2012 が起動した。 ARES のページでわざわざ "Microsoft Visual Studio 2012 Professional version or higher" と書かれていたのは伊達ではなかった。

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試しにコードをコピー・ペーストしてみる。

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CorelCAD のマクロコントールを確認すると編集したとおりにマクロが増えていた。

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これで Visual Studio があれば VSTA がマクロエディタを含めて動いてくれることが分かりました。

でもあいかわらず【ツール】メニューの【VSTAマネージャー】は使用できませんでした。

しかし Visual Studio Professional 2012 は有償なはず。

Visual Studio Community 2013 であれば無償で Professional と同じ機能をつかえるらしい。 試してみるために Visual Studio Profesional 2012、VSTA 2012 をアンインストール。 そのあとで VSTA 2013 をインストールしてみる。

Windows互換モード云々と言われてインストールができない。 これはセットアップファイルの名前を vsta_setup2013.exe に手直していたためだった。 vsta_setup.exe にして再実行。

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無事インストールが完了するも、CorelCAD のマクロそのものが使えなかった。 マクロの編集どころか記録もできない。

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マクロの編集は Visual Studio 2012 までしか対応しない様子。 2013、2015 もダメ。 2012 でも Express ではダメで、Professional でなければならなさそう。

3. Microsoft Excel VBA を使う

Corel CAD が ARES と同じであれば、同様な開発環境が使えるのではないかと思ったりする。

ARES の場合、Visual Studio などを使ってアプリケーションが開発できる。 それは以下のページで紹介されている。

この中の【日本語ドキュメント】→【開発者ヘルプ】を参照する。 このリンクをクリックをすると『開発ヘルプ_ARES_2018_SP1.zip』がダウンロードされる。 この中には『ARES開発向けガイド』の PDF やサンプルファイルが入っている。 入っていたガイドは以下のとおり。

『ARES開発向けガイド(.Net 編)』や『ARES開発向けガイド(C++ 編)』ではその名のとおり、Visual Studio 2015 を使用した .Net (C#, Visual Basic) や C++ によるアプリケーション開発が紹介されています。 Visual Studio は 2015 以上なら オッケーかもしれない。 しかしビルドとか色々よく分からんくて敷居が高い。

注目すべきは『ARES開発向けガイド(その他編)』。 ここでは、簡単な Lisp の説明の他、Microsoft Excel の VBA からの操作方法が説明されています。

この説明にならって、Excel の VBA で参照設定してみる。 VBA の【参照設定】ダイアログを開く。

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【参照...】ボタンをクリックして、ガイドでは ARES.exe ですが、ここでは CorelCAD.exe を選んで【開く】。

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同じく【参照...】で OdaX_4.01_14.dll を選んで【開く】。

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すると【参照設定】に PCAD_AC_X と PCAD_DB_X のライブラリが追加されました。

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サンプルで紹介されていたスクリプトを貼ってみる。 これを実行すると、CorelCAD が起動していなければ起動し、円を作図するために、 "直径の始点を指定" と "直径の終点を指定" を聞いてくる。

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『開発ヘルプ_ARES_2018_SP1』のフォルダには ActiveX のヘルプ『ActiveX.chm』やマクロサンプルが記述された『DrawACircle.xlsm』が入っている。

AutoCAD LT 2013 でも Activex/VBA APIリファレンス を参照できる。C:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared の『acadauto.chm』がそれ。 ここにはたくさんのサンプルコードが入っていて、CorelCAD(というか ARES)で使うには手直しが必要ですが、参考になりそう。

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この Webページは AutoCAD 2015 の『ActiveX 開発者用ガイド(ActiveX/VBA)』

CorelCAD のマクロ情報とかはなかなか見つからないのだが、参照するものは多々あるものです。


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